サービス向上のために
サービス向上のために
感染対策委員会による施設内研修が行われました。
安全対策委員会 施設内研修報告
今回は事故報告・ヒヤリハットの件数が多い、2名の利用者様の検討会を行いました。
①利用者様の既往歴、日常生活動作や経過表の説明。
②事故報告・ヒヤリハットが多く挙がる場所や時間の対策、職員の経験等での検討。
<安全対策委員より感想>
今回は、特に事故報告やヒヤリが挙がっている2階をご利用中の利用者様の検討を行ったが、他施設の経験談や1階のケアワーカー、理学療法士、相談員など、他部署からも意見を貰うことで大変参考になった。
中でも、1階のケアワーカーから多くの質問や、対策案も上がり施設内での情報共有も行うことが出来た。
また、どの時間帯に、どの場所での事故やヒヤリが挙がっているのか集計した事により、より具体的な対策を考えるキッカケとなり、見守り体制の変更や可能であれば、人員配置や勤務時間の検討も今後入所される利用者様の状況により必要になるのではないかと考えた。
安全対策委員会の活動内容については、コチラをご覧ください。
給食委員会 施設内研修報告
テーマ「服薬介助・落薬事故について」
<内容>
嚥下・トロメイクの付け方について
①嚥下の仕組みの説明
②食事介助の方法
③トロ目言うの付け方について(お茶・牛乳・汁物を準備して実演を行う)
<給食委員よりの感想>
今回の研修では、トロメイクの性質を説明する事により、再度、理解を深める事が出来たと思われます。
特に、牛乳とお茶のトロメイクが安定するまでの時間を実際に見る事により、提供のタイミングを知って貰えたと思います。
また、今回の研修を定期的に開催し、新人職員が入職した際には、指導カリキュラムの一つとして組み込めればと考えています。
安全対策委員会 施設内研修報告
テーマ「服薬介助・落薬事故について」
今回は、「服薬介助の手順の説明・実技」「※落薬の例題を出して行うグループワーク」「配薬時の注意点の説明」「質疑応答」が行われました。
※「グループワーク例題」
早番の勤務中、朝食後の口腔ケアの際に、利用者様より「あれ薬じゃない?」と発言があった為、確認すると、白い錠剤1錠が溶けた状態で床に落ちているのを発見しました。
落薬事故の為、事故報告書を作成しました。
安全対策委員の藤井さんより感想。
「薬の事故は、転倒・転落事故と違って未然に防げる事故である為、服薬介助について改めて見直しを行い、今後、事故を減らす為にはどのようにしていけば良いのか、参加職員全員で意見を出し合いました。
ナース、ワーカーがこれからも協力を図れる環境作りも大切だと思います。」
安全対策委員会の活動内容については、コチラをご覧ください。
褥瘡予防委員会 施設内研修報告
テーマ「褥瘡とは~褥瘡のメカニズム・トランスの実技~」
今回は、褥瘡予防委員会の職員が施設外研修へ参加をした際の内容※「スキンテア」を抜粋し、施設内研修を行いました。
※「スキンテア」とは、主として高齢者の四肢に発生する外傷性創傷であり、摩擦単独あるいは摩擦・ズレによって表皮が真皮から分離、または、表皮及び真皮が、下層構造から分離して生じる。
この「スキンテア」に対して、予防と発見をした時の対処法の説明が行われました。
今回は、「摩擦力・ズレ力が少ないトランスについて」を中心とした内容。
当施設の理学療法士・作業療法士を講師に迎え、残存機能を最大限に発揮した介助として、座位からの立位介助、移乗介助・座位時の座り直し等をグループ学習しました。
褥瘡予防委員会の湯浅ナースより。
「今回は、リハビリからの有志もあり、移乗介助の基礎的な部分を学習する事が出来たと思う。良い例・悪い例を実際に体験する事で、日々のケアにも反映されると思う。」
各種委員会、活動内容のご紹介
安全対策委員会
※ヒヤリ・ハットとは、ハッとするなど、「あわや事故になりかねない」事故寸前の危険な事例のこと。私たちは、「ヒヤリ・ハット」の事例を記録し蓄積または共有することによって、事故の防止・安全に努めています。
感染対策委員会
給食委員会
褥瘡(床ずれ)予防対策委員会
レクリエーション委員会
身体拘束廃止委員会
排泄委員会
その他の取り組み
◆ カンファレンス
医師・看護師・ケアマネジャー・介護相談員・介護士・理学療法士・栄養士など、各専門職が集まり、入所利用者様についてのサービス提供方針などの検討を3ヶ月に1回行っています。